私はよく「税金を安くする」ことを訴える政治家だと言われます。しかし本当に目指しているのは、ただ税を下げることではなく、その先にある「小さな行政」をつくることです。

市役所や国は、生活のさまざまな場面でサービスを提供してくれます。何でもやってくれる行政は親切に見えるかもしれません。けれども、行政が大きな仕事をするためにはたくさんの税金が必要です。サービスが増えるほど、皆さんの負担は重くなる。

市役所の仕事を小さくすれば、結果として自然に増税を防げる。 「小さな行政」の意味

私が考えているのは逆の仕組みです。市役所が抱えている仕事をできるだけ手放し、民間企業や市民にできることはどんどん任せる。行政の役割を本当に必要なものに絞り込む。これが「小さな行政」の基本的な考え方です。

政治家のなかには、選挙で勝つために「あれも無料、これもタダ」と約束する人がたくさんいます。確かにそのほうが喜ばれやすい。しかし私は、選挙でも「何でも無料にするのは間違っている」とはっきり伝えてきました。無料サービスを増やせば、結局は税負担が高くなるからです。

私が描くのは、行政が無理をしてサービスを配り歩く社会ではありません。負担が減ることで、一人ひとりや民間の会社が手元に残ったお金を自由に使い、自分たちの工夫で新しいサービスを生み出す社会です。市民の自由な活動によって、社会全体が自然に豊かになっていく — それが、私の思い描く未来の三郷市の姿です。